誰もが知っている、有名世界トップブランドのココ・シャネル(1883年~1971年)。フランスの女性ファッションデザイナーとして彼女が残した功績は、今もなお多くの人を魅了しています。
- 1910年には「シャネル・モード」という帽子専門店を開店。
- 1915年には「メゾン・ド・クチュール」をオープンし、コレクションでも大成功を収め、シャネルは成長を続ける。
- ヨーロッパではバッシングを受けたが、女性の社会進出がめざましかった米国では熱狂的に受け入れられ、翌年シャネル・スーツを発表、モード・オスカー賞を受賞する。
今回はそんなココ・シャネルの名言・格言を紹介していきます。
ココ・シャネルの【ファッション】に関する名言・格言
流行とは、時代遅れになるものよ。
私は流行をつくっているのではない。スタイルをつくっているの。
流行は色褪せるけどスタイルだけは不変なの。
みんな、私の着ているものを見て笑ったわ。でもそれが私の成功の鍵。みんなと同じ格好をしなかったからよ。
下品な服装は服だけが目につき上品な服装は女を引き立たせる。
服の優美さは、身動きの自由さにある。
住居は監獄ではない。装飾する自由を取り戻しなさい。
ココ・シャネルの【仕事】に関する名言・格言
天分は、持って生まれるもの。才能は、引き出すものよ。
私は贅沢が大好きです。贅沢とは、お金を持っていることや、けばけばしく飾り立てることではなく、下品でないことをいうのです。下品こそ、もっともみにくい言葉です。私はこれと闘う仕事をしています。
お金は、儲けるために夢中になるものではなく、使うためにこそ夢中になるべき。
私は日曜日が嫌い。だって、誰も働かないんだもの。
成功は、多くの場合、失敗が不可避であることを知らない人によって成就される。
ココ・シャネルの【女性】に関する名言・格言
エレガンスとは、青春期を抜け出したばかりの人間がもつ特権ではありません。それは、すでに将来を手に入れた人間がもつ特権なのです。
シンプルさはすべてのエレガンスの鍵。
美しさは女性の「武器」であり、装いは「知恵」であり、謙虚さは「エレガント」である。
男の人に小鳥の重さほどの負担もかけたいと思ったことはないわ。
女は40を過ぎて始めておもしろくなる。
20歳の顔は自然の贈り物。50歳の顔はあなたの功績。
口紅は、落ちる過程にこそ、ドラマがある。
ただの人じゃなく、ひとかどの人物になろうと思ったら、ずいぶんたくさんの人が離れていくものよ。
ココ・シャネルの【人生】に関する名言・格言
私の人生は楽しくなかった。だから私は自分の人生を創造したの。
公爵夫人はほかにもいたけれど、ココ・シャネルはただひとり。
時代が私を待っていたの。私はこの世に生まれさえすればよかった。時代は準備完了していたのよ。
私は好きなことしかしない。私は自分の人生を、自分が好きなことだけで切り開いてきたの。
実際にどう生きたかということは大した問題ではないのです。大切なのは、どんな人生を夢見たかということだけ。なぜって、夢はその人が死んだ後もいき続けるのですから。
失敗しなくちゃ、成功はしないわよ。
あえて一人でいることを大切にする時もあっていい。自分の価値観を他人にあれこれ言われたりするのは嫌だし、ましてや整理整頓することなどやめてほしい。
翼を持たずに生まれてきたのなら、翼を生やすために、どんな障害も乗り越えなさい。
世の中には、お金持ちな人と豊かな人ってのがいるわ。
贅沢とは、居心地がよくなることです。そうでなければ、贅沢ではありません。
今もなお、最も勇気のいる行動とは、自分の頭で考え続けること。そしてそれを声に出すこと。
かけがえのない人間になるためには、常に他人と違っていなければならない。
ココ・シャネルの【恋愛】に関する名言・格言
その日、ひょっとしたら、運命の人と出会えるかもしれないじゃない。その運命のためにも、できるだけかわいくあるべきだわ。
大恋愛も、耐え忍ぶことが大切です。
男は子どものようなものだと心得ている限り、あなたはあらゆることに精通していることになるわ。
男は女を手に入れれば、すぐ、その女に退屈するものだから。
男がほんとうに女に贈り物をしたいと思ったら結婚するものだ。
恋の終わりは、自分から立ち去ること。
愛がなくなったのに、一緒にいることほど惨めなことはありません。
愛の物語が幕を閉じたときは、そっと爪先立って抜け出すこと。相手の男の重荷になるべきではない。
恋を追う女じゃないけれど、恋もしたわ。男というのは、苦労させられた女のことは、忘れないものね。
ココ・シャネルの【逆境】に関する名言・格言
扉に変わるかも知れないという、勝手な希望にとらわれて、壁をたたき続けてはいけないわ。
人生がわかるのは、逆境のときよ。
私は流れに逆らって泳ぐことで強くなったの。